セブに移住する方などで、予防接種をどうしようかと悩まれる保護者の方も多いかと思います。結果的に言うと、あくまでも私の感覚なのですが、予防接種に関しては日本より進んでいるのではないかと思います。日本では細かい接種スケジュールのルールで、そのスケジュールがネックとなりうまく接種できない場合もあると思います。こちらでは、日本でも使用されているような世界的なメーカーのものを輸入して使われていますし、日本では、使われていない6種類のものが1本に入ったものなどもありますので、1日に何度も打つ必要がなく、子供への負担も軽減されます。
セブでは、出産するとこのような赤ちゃんの記録が書き綴れるようなノートがもらえます。日本は母子手帳で出産前の母の様子と出産後の子供の様子が一冊になっていますが、こちらは、出産前の母のノートと出産後の子供のノートは別のものとなります。このBaby's Bookに検診や予防接種の記録や不調で受診したときの記録や処方した薬などすべて記録されていきます。予防接種を一覧で記録できるページももちろんあります。予防接種の内容は、日本でやるものは、すべてこちらでもできますし、逆に日本では聞いたことのないものも接種が推奨されていて、希望すれば接種可能です。
3年くらい前の料金になりますが、例えば、6種混合(DPT,ポリオ、ヒブ、B肝)で、3200ペソ、ロタ(3回接種のもの)2500ペソ、肺炎球菌4500ぺそなどです。日本よりは安いと思います。
ノートの中はこのようになっていて、予防接種をするたびに日本のように注射の薬に貼ってあるラベルをはってくれます。日本と違い、不調時の受診でもノートは使用しますので、いつものドクターではない人に診てもらっても、今までの治療状況や薬の状況など簡単に確認ができますので、便利です。
私の場合は、出産時にあらかじめ小児科のドクターを決めて、出産したときは、病院にそのドクターが来てくれて、その後も検診や予防接種などは、そのドクターのクリニックに通っています。私の場合は、チョンワ病院の隣にあるサイバーゲートというビルの中のクリニックです。クリニックですので、なにか検査をするときは、チョンワ病院か検査ができる別の病院で処方箋を見せて、検査をして、またその検査結果をドクターに見せに行くという流れになりますので、そこが面倒で、軽症で検査がいりそうな場合は、アヤラの地下のクリニックに行っています。(すぐに検査可能で検査結果もモールの中で買い物をしている間にすぐにでるので、便利)症状に応じて利用されるとよいかと思います。私のドクターは、チョンワ病院の契約ドクターでもありますので、大きな病気の時は、チョンワ病院にすぐ入院もできますし、そのドクターが主治医になってもらえるので、ありがたいです。また、日本と大きく違うところは、ドクターの個人の携帯電話番号を教えてもらえることです。産婦人科でも小児科でもそれは変わらず、何かあったら電話してきてねと言われます。そこが非常に心強く、私も実際に直接ドクターに何度か電話をかけて指示を仰いだことがあります。日本では、考えられないですね。
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