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セブで入院

 

 

お子様と長期滞在、ご旅行、留学などでこちらに来られているときにお子様が入院するという可能性は、大人に比べて高いと思います。多くの方は、日本から保険に入っておられると思いますので、そのあたりは安心かと思いますが、今回は保険がないとどれくらいするかなど、ご紹介したいと思います。

セブで、病気になった時に軽い症状であれば、通常は、クリニックに行きます。例えば、アヤラモールの中の地下にあるクリニック(検査をすぐにしてもらえて、結果もわりとすぐに出るので便利)やITパークの中のTGUビルの2階にあるクリニック、大きな病院の近くにあるクリニックがたくさん集まっているビルなどに行きますが、注意点は、電話をかけて小児科医のいる時間帯を狙っていかないといけないこと、小児科医がいる予定の時間帯でも急な患者やオペで予定していた小児医が遅れたり、最悪来なかったりすることも多いので、そこは注意が必要です。クリニックでは、診察代(300-600ペソ)と検査代(レントゲンや血液検査、検尿などおおよそ各200-300ペソ)を支払います。薬は処方箋をかいてもらえるので、そこらへんにある薬局で処方箋を見せて、購入します。薬代は、抗生物質は、少し高いのですが、それでも通常の風邪程度でしたら、総額1000ペソ程度でおさまるのではないかと思います。

この写真は、チョンワ病院というオスメニアサークルのところにある病院の食事の写真(3歳の子供用)です。マンダウエ市にも同じ系列のチョンワ病院が新しくできています。オスメニアの近くにセブドクターズ病院という大きな病院もありますが、私は、チョンワ病院の方が便利でよいかなと思います。オスメニアのチョンワ病院は、目の前にちょっとした商業施設や近くにモールもありますので、買い出しや大人が食事をするのに便利です。

日本人の方でしたら、セブドクターズかチョンワに行かれる方が多いですが、セブには、ジャパニーズヘルプデスクというものがあり、日本の保険(クレジットカード保険含む)を持っている方は、ヘルプデスクのサポートを受けられます。タイミングによって、日本人スタッフではなく、フィリピン人スタッフの対応となることも多いですが...

今回の入院では、3泊4日で高熱が続いたという入院でしたが、総額で、2万6千ペソでした。チョンワ病院のERという救急外来に行き、そのまま入院となったケースです。

病室のランクは自分で選べます。スタンダードの一番安い個室で1泊2500ペソ程度です。入院は、基本的に大人でも子供でも付き添いが必要となります。そのため、付添人が寝る簡易ベッドと付添人用の枕もついています。テレビと専用のトイレ、シャワールーム(お湯は出ません)がついています。入院セットが用意されていて、トイレットペーパーやスプーン、フォークのセット、歯ブラシ、プラスティックコップ、薬用のコップ、アルコールジェルなどが中に入っています。新聞と500MLの水は、毎朝追加されます。食事にリンゴやナシがついてくるのはいいのですが、ナイフがないのでむけなかったのが、不便でしたね。あと、チョンワの小児病棟と同じ階に食堂と売店がありますので、子供から離れられない人にとっては、大変便利でです。受診するとそのまま入院ということになったりする場合が多いですので、もしなにも入院準備がなく、入院グッズを持ってきてもらえる人もいない場合は、チョンワだとナースに子供を頼んでさっと買い出しもにいけますので、便利です。

入院しないのが一番ですが、もしものときのために参考にしてください。

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